ホームページに戻る

納屋の拡張

道具が増えてきたので、納屋が狭くなってきました。
新規就農も八年ともなると、いろいろとガラクタが増えるんですね。
ガラクタと言っても後日役に立つ時がきっと来ると信じて
取っておいた物ですから、大事に保管しておかなくちゃね。

スタートは愛農の大学講座の
研修生が来てくれた日です。
臨時で作った仮屋根を壊して
更地つくりからです。
作って3年くらいですが、
柱の杭がすっかり腐っていました。
今度も掘っ立て小屋ですから
柱が腐らないようにしなくちゃね。


地ならしを始めました。
何やら竹の地下茎があるので
掘り返してみたら、出るは出るは
20本ほど出てきました。
結局、敷地のほとんどを掘り返すことに。

で、テレビでやっていた地下茎の
侵入を防止する策として、
あぜ波板を埋めることにしました。
これで止まってくれたら
ありがたいんですが・・・


あぜ波板を埋めて更地が出来ました。

こんどは水糸張りのための杭打ちです。
もちろん、杭は手作りです。
しっかり打ち込むので
少し長めにしておきます。
1メートルくらいでしょうか。
出来るだけ垂直に打ち込みます。
これが結構難しいんですよ。
他の人に見てもらいながら
やるとうまくいくんですがね。


水準器で水平を見ながら
水糸と基準板をセットしていきます。
一番神経を使うところです。

プロはレーザーを使った水準器を
使いますが、農家は昔ながらの
水準器を使います。
でも、結構出るんですよ水平が。


水糸で柱の位置を決めて
スコップで穴を掘ります。
深さは70cmです。
ひざまづいて掘るんですが
なかなか骨が折れます。
でも、これをしっかりとやらないと
がっしりとした柱が立ちません。
下げ振り(鉄の錘)を使って
垂直を確認しながら穴を掘ります。

どうですか、遠めに見ても
ほぼ垂直に柱が立っていると
思いませんか?
贔屓目・・・


柱に梁を付けたところです。
丸太と丸太は針金でくくります。
針金のことを番線と言います。
普通は10番ですが、
8番の太いのを使います。
直径4mmもあります。
締めるのか結構疲れるんです。
肩、腰、腕が、がくがくになりますよ。
朝起きた時にずっしりときました。
うううぅぅ・・

梁の上に垂木を取り付けます。
この上にトタンを乗せるので
間隔は60cmにします。
やはりこれも番線で締め付けます。


垂木を乗せ終えたところです。
そうそう筋交いもついていますね。
梁の強度が増します。

納屋の拡張工事も
やっとトタン張りに入りました。
左の納屋本体のトタンの波形状に
合わせるために、高い側から張っていきます。
(普通は低い方から張ります。)
丸太が凸凹しているので、波の形を合わせるのが
なかなか難しいです。
水糸を張ってトタンの端を合わせて
取り付けていきます。
拡大画像

完成しました。
軽トラックを入れても十分高さがあります。
横壁はあえて付けないことにしました。

この下で作業も出来るし、
焼き鳥も出来ますね。へへv
 

 ホームページに戻る  
(c) 2000,2005. Matsuda Farm. All Rights Reserved.